高いスニーカーはおすすめできません。
なぜなら、クラッチ操作で「つま先」がすぐヘタるからです。
じゃあ、バイクは専用靴が良いか?違います。
結局、バイクに乗るのはスニーカーが一番楽です。
バイク専用靴よりスニーカーが良い理由
- 安い(スニーカーなら一万円、バイク専用靴は数万円。)。
- 履いたり脱いだりが楽。
- 何より気軽!
僕だけでしょうか?
ただでさえ、ヘルメットを被ったり脱いだりするのが面倒なのに、さらに革靴を履いたり脱いだりするとか、それだけで5分かかったりしますから。
とは言え、通常のスニーカーをバイクに使うには不向きなのも事実です。
じゃあ、どんなスニーカーが良いか?
バイク用スニーカーには「安全靴・作業靴(ワークシューズ)」を使うことです。本記事では「安全靴・作業靴(ワークシューズ)」を紹介していきます。
通常のスニーカーは「つま先」が不安でしかない。
バイクに使えるスニーカーで必要なことはなんでしょうか?
ぱっと思いつくのは「安全」であることです。ただ、実はそれだけはありません。
なぜなら、ミッションバイクではクラッチ操作(つま先で鉄ステップを上げ下げる負荷)があるので、単なるスニーカー以上に靴の先端には耐久性が必要になります。
バイク靴に必要なこと
- 安全性
- 耐久性
- 防水性
- 操作性
通常のスニーカーでもバイクに乗れますが、やはり「つま先」が不安でしかありません。通常のスニーカーだと「つま先」に保護がないので、地面に擦ったりするだけでつま先や足を怪我する可能性が高るからです。
ちなみに、一番おすすめしないのは、下手に高いスニーカーでバイクに乗ることです。なぜなら、数時間のクラッチ操作でつま先が簡単にヘタるからです。さらに雨の際は、傘をさせないのでスニーカーは雨ざらしになります。実は長靴を除くと防水性能が高い靴はそれほど多くありません。とは言え、長靴は操作性が悪いのでバイクに不向きです。
高いスニーカーでバイクに乗るだけ「損する」と考えるべきです。
じゃあ、バイクに向いてるスニーカーは?
バイクスニーカーは「JSAA規格A種認定品(A種先芯)」がおすすめ!
アシックス安全靴・作業靴CPシリーズを端的に言えば「モンスタースニーカー」です。
本来アシックス安全靴・作業靴CPシリーズは、見た目はスニーカーでありながら「安全靴・作業靴(ワークシューズ)」というジャンルです。文字通り工事など現場での長時間の立ち仕事を安全・快適にこなす作業靴です。
例えば、数万歩におよぶ毎日の土木作業、建設現場、冷凍庫内での倉庫作業など過酷な環境下で使用されるよう設計されたスニーカーです。こんな過酷な環境下で使っても「3年履ける」と言われる恐ろしいスニーカーです。
つまりバイク向けスニーカーと考えて良いわけです。実際、バイクに必要な要素をすべて満たしています。
- 安全性:A種先芯(JSAA規格A種認定品)
- 耐久性:A種先芯靴は他のスニーカーに比べて耐久性が異常に高い
- 防水性:防水性能あるモデルでも一万円台
- 操作性:スニーカーなので操作性も良い
ポイントはつま先がA種先芯(JSAA規格A種認定品)であることです。A種先芯は、スチールの鉄鋼芯(てっこうしん)からなる金属先芯です。強度が高くとても安全です。
A種先芯は約1トンの荷重に耐えます。このため、重機械を扱う建設現場や、自動車の整備を行う現場で履かれています。またA種先芯(スチール先芯)で作られた靴は、つま先だけでなく靴自体がとても頑丈に作られているのも特徴です。
JSAA規格にはA種先芯、B種先芯(樹脂先芯)があります。詳しく知りたい方は次の記事が参考になります。
バイクスニーカー「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」
「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」の各部素材が下記です。
靴幅 | 3E |
メイン素材 | 人工皮革 |
表地 | 人工皮革(合成皮革) |
ソール素材または裏地 | ゴム(耐滑) |
耐水性能 | 耐水なし |
ヒールの高さ | 5cm |
ヒールのタイプ | フラット |
留め具の種類 | バックル |
ソールの厚さ | 2.5cm |
「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」のソールはゴム(耐滑)です。しかし、靴自体に耐水性能はありません。
ソールは頑丈なゴム(耐滑)になっています。ウィンジョブCP302で、水・油などの床を歩いても滑ることなくしっかりグリップしてくれます。
「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」は着脱が便利なマジックテープ仕様です。
バイクスニーカー「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」開封
「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」を開封します。
注意ですが、アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302は、あくまで“ワーキングシューズ”です。
取扱説明書には「スポーツ、レジャー、通勤など使用目的以外の用途には使用しないでください。」と記載されているので注意して下さい。
見た目以上に「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」はおそろしく軽量です。
軽量でありながら「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」はとても頑丈です。
頑丈な靴の代名詞、JSAA規格A種認定品(A種先芯)です。
注意書きのタグも確認しておきましょう。
A種先芯でも履き心地は”さすがアシックス”
一般的にA種先芯靴は先端に金属が入ってるので重いとされていますが「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」は非常に軽くて疲れづらいです。さすがアシックスです。
踵、踝全体をやわらかな素材で包み込むハイカットです。
「アシックス 安全靴・作業靴 ウィンジョブ CP302」の踵部は衝撃緩衝材「GEL(ゲル)」でクッション性を高めています。履き心地は”さすがアシックス”と言わざる負えません。
バイクで胸部・膝・肘などを保護するプロテクターもおすすめ!
バイク事故は「大根おろし」と言われます。走行中にバイクでこけるだけで、「大根おろし」みたいに身体がコンクリートと擦れるからです。
想像してみて下さい。
- つま先がコンクリートにぶつかるだけで?
- 走行中に足が地面につくと?
- カーブでこけたら?
実際、僕はバイク事故で歯を全部失った19歳の少女を知っています。
彼女は、周りが60kmくらいで走る中、それを追い抜いて80kmでカーブに入りました。その結果、ハンドルをきり損ねて、カーブから3m下にある畑に飛び込みました。バイクの車体は地面に垂直に刺さっていました。
事故後、彼女を抱き起こした人は驚きました。
衝撃のせいで歯がボロボロと全部抜け落ちましたからです。それでも、彼女は胸部プロテクターのおかげで一命を取りとめており、顔もフルフェイスヘルメットのおかげで奇跡的に無傷でした。その後、ヘリコプターで病院に救急搬送されました。
現在はバイクに乗るのを一切止めたと言っていました。
万が一とは言え、プロテクターが重要だと言うことです。
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